about hiculture

ハイカルチャー代表
山中史郎|Shiro yamanaka
アートディレクター・デザイナー
1974年 北海道 函館生まれ 大阪育ち。妻と息子(13歳)の3人家族。京都芸術短期大学(現 京都造形大学)映像科卒業。同校専攻科学士課程修了後、単身渡仏パリへ。帰国後クラブVJを経て、2004年ハイカルチャー設立。

2007年ピクトグラムデザインにて、「クリエイティブOSAKA アワード 最優秀賞」受賞。2011年オーガニック茶畑のオーナー制度、UMEZUKI 梅月にて「グッドデザイン賞」受賞。

クライアントワークと平行して、シェアオフィスsonoの企画・運営月刊「左利きの女」奈良月ヶ瀬の茶畑「 太陽と水と土だけ」のプロデュース等を手がける。

hiculture ハイカルチャー?

hicultureは、僕、山中史郎の小さな個人デザイン事務所です。デザインと言うと目に見える「カタチ」を想像しがちですが、デザインの本質とは「カタチ」になる前の「モヤモヤ」を整理して、進むべき方向へ導きだす物語だと思っています。

やってみないとわかならい。

大学卒業後単身パリへむかいました。 映画で観たパリの町並みや人の営みを肌で感じたかったからです。 色の使い方からモノの考え方、そして生活の知恵まで貴重な体験をしました。 苦闘や葛藤もありましたが、この時に見たもの感じたものが 今の自分のベースになっているように思います。 「やってみないとわかならい。」 これが僕の原動力です。 パリジャンが自国を愛すように、 僕もまた日本を愛するようになったのものこの頃からです。

デザイン=物語

僕は「物語」と言う言葉が大好きです。それは学生時代に映画や映像に傾倒していたからかも知れません。当時僕はゴダールや、エリック・ロメール、ルイ・マルなどのヌーヴェル・ヴァーグに夢中でした。物語が無ければ役者にどのような服をコーディネイトすれば良いかもわかりません。物語とはコンセプトそのものです。学校ではデザインの勉強は一切しませんでしたが、デザインのすべてはゴダールの映画から学んだと言えます。

小さなデザイン事務所

「自分を大き見せるにはどうすれば良いのか?」仕事をするには大きい方が有利なんじゃないのかと。自分で仕事を始めてしばらく自分の規模が小さい事を隠そうとしていました。そして矛盾も抱えていました。「大きいものは退屈だし、僕が進むべき道ではない」。ゴダールやヌーヴェル・ヴァーグに憧れ、下積経験の無い人間がいきなり映画を作る。少人数で既存の文法にとらわれず、撮影現場では台本無視で即興でも演出する現場のスタイル。小さな集団ならではの身のこなし。これこそが僕の求めているものでした。恥ずかしながらこれを本当に理解するのに15年近く掛かりました。別に自分を大きく見せる必要など何処にもなかったのです。ありのままの姿を見せる。それで良いのだと知りました。

魅力的なデザインは
言葉を簡単に
飛び越えるだろう。

みなさま方の伝えたいメッセージや想いは何ですか?考えすぎて何をやりたかったのか思い出せずにいませんか?何か困っていることがあればお聞かせ下さい。アイデア&コンセプトを明確にした物語で人の心に響くデザインを追求できるよう共に考え提案させて頂きます。